West Indian Manatee (Photo)
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| Name: | Rarity: | Type: | Obtained From: | Illustrator: | Limited: | Name (JP): | ID: | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| West Indian Manatee | Friend Story | yoshizuki | No | マナティー | 6470 | |||
| Stat | Base | Max | ||||||
| Stamina | 184 | 552 | Unique Trait | 自身の与ダメージが4%増加する さらに自身のたいりょくが50%以上のとき 追加で自身の与ダメージが3%増加する自身の与ダメージが5%増加する さらに自身のたいりょくが50%以上のとき 追加で自身の与ダメージが4%増加する | ||||
| Attack | 263 | 789 | ||||||
| Defense | 9 | 27 | ||||||
| Story | <動物コメント> ◎進化生態学者 松本 忠夫 哺乳類の海牛目マナティー科に属する水生の哺乳類で、現生種は3種います。なお、ジュゴン科は同じ海牛目の仲間で、太平洋、インド洋に面した沿岸域に分布しています。 アメリカマナティーは南北アメリカ大陸の間にあるカリブ海域に、アフリカマナティーはアフリカ大陸の東側に、そして、アマゾンマナティーは南米アマゾンの大きな河川および湿地帯に分布しています。これらの種は、浅海、汽水域、河川沿岸の水底に群落を作っている海草類や、水面に浮いている植物、そして葉を広げている植物などの、水生被子植物をおもな食物としています。 アメリカマナティーのおとなの体重は約1,500kgもあり、大食漢(たくさん食べる者)で、1日に植物を120kg(体重の8%)も食べます。彼らが生息している地域は、熱帯・亜熱帯で温暖であり、植物の生産力がとても大きいです。とはいえ、彼らの食生活を支えるには、自然植生が保たれていなければなりません。しかし、多くの地域では人間の影響が大きくなっていて、自然の植生が失われていて、その影響で彼らの個体数は減少しています。米国フロリダ半島の北西部クリスタルリバーは自然が保護され、マナティーをウォッチングできる観光地として有名です。この場所は年間を通じて水温22度の暖かい水が湧き出しています。そのため、他所では水温が下がる冬の時期に、ここにマナティーが集まってきて、数ヶ月過ごします。なお、太い尾の部分が平たく楕円形になっていて、それを上下に揺することで、少し速い泳ぎができますが、普通は水底を胸びれ(前足)でゆっくりと歩くように泳ぎます。 アマゾンマナティーは体重が約500kgと、アメリカマナティーよりもずっと小型です。とはいえ、おとな牛ほどもありますが。アマゾン熱帯雨林地帯の面積は、なんと日本の17倍もあります。そこは古い時代には海域だったのですが、アンデス山脈が隆起したため内海となり、やがて陸地化して広大な盆地になりました。今ではアンデス山脈から流れ込んでくる大量の雨水で広大な河川系ができています。ですから、アマゾンマナティーの祖先は海にいたのですが、それらの河川に取り残されたように生息しているのです。 アフリカマナティーは、アフリカ大陸の東側における大きな河口域、内陸の河川域、また河川とつながった湖沼などに生息しています。数千万年前の古い時代には、南アメリカ大陸とアフリカ大陸はくっついて、そして次第に離れましたが、今日よりもずっと近かったころ、アメリカマナティーとアフリカマナティーの祖先は、両大陸を交流していました。その後に大陸移動が進行するに伴って、大西洋がさらに拡大し、両マナティーの生息地が遠く分離して、今日のような別種へと進化したと思われています。このような地球の大陸移動に伴っての生物の種分化は、他の動物でも多くの例が知られています。 (2024年12月公開)<イラストタイトル> 水面に向かって泳ぐマナティー ――小さな子供と一緒に <動物コメント> ◎進化生態学者 松本 忠夫 哺乳類の海牛目マナティー科に属する水生の哺乳類で、現生種は3種います。なお、ジュゴン科は同じ海牛目の仲間で、太平洋、インド洋に面した沿岸域に分布しています。 アメリカマナティーは南北アメリカ大陸の間にあるカリブ海域に、アフリカマナティーはアフリカ大陸の東側に、そして、アマゾンマナティーは南米アマゾンの大きな河川および湿地帯に分布しています。これらの種は、浅海、汽水域、河川沿岸の水底に群落を作っている海草類や、水面に浮いている植物、そして葉を広げている植物などの、水生被子植物をおもな食物としています。 アメリカマナティーのおとなの体重は約1,500kgもあり、大食漢(たくさん食べる者)で、1日に植物を120kg(体重の8%)も食べます。彼らが生息している地域は、熱帯・亜熱帯で温暖であり、植物の生産力がとても大きいです。とはいえ、彼らの食生活を支えるには、自然植生が保たれていなければなりません。しかし、多くの地域では人間の影響が大きくなっていて、自然の植生が失われていて、その影響で彼らの個体数は減少しています。米国フロリダ半島の北西部クリスタルリバーは自然が保護され、マナティーをウォッチングできる観光地として有名です。この場所は年間を通じて水温22度の暖かい水が湧き出しています。そのため、他所では水温が下がる冬の時期に、ここにマナティーが集まってきて、数ヶ月過ごします。なお、太い尾の部分が平たく楕円形になっていて、それを上下に揺することで、少し速い泳ぎができますが、普通は水底を胸びれ(前足)でゆっくりと歩くように泳ぎます。 アマゾンマナティーは体重が約500kgと、アメリカマナティーよりもずっと小型です。とはいえ、おとな牛ほどもありますが。アマゾン熱帯雨林地帯の面積は、なんと日本の17倍もあります。そこは古い時代には海域だったのですが、アンデス山脈が隆起したため内海となり、やがて陸地化して広大な盆地になりました。今ではアンデス山脈から流れ込んでくる大量の雨水で広大な河川系ができています。ですから、アマゾンマナティーの祖先は海にいたのですが、それらの河川に取り残されたように生息しているのです。 アフリカマナティーは、アフリカ大陸の東側における大きな河口域、内陸の河川域、また河川とつながった湖沼などに生息しています。数千万年前の古い時代には、南アメリカ大陸とアフリカ大陸はくっついて、そして次第に離れましたが、今日よりもずっと近かったころ、アメリカマナティーとアフリカマナティーの祖先は、両大陸を交流していました。その後に大陸移動が進行するに伴って、大西洋がさらに拡大し、両マナティーの生息地が遠く分離して、今日のような別種へと進化したと思われています。このような地球の大陸移動に伴っての生物の種分化は、他の動物でも多くの例が知られています。 (2024年12月公開) | |||||||
| Update History: | 23 May 2024: Added to Kemono Friends 3. | |||||||